NFTゲームは日本のスマホで遊べる?サ終タイトルと法律・税金を確認

「NFTゲーム 日本 スマホ」で検索する人の多くは、日本語で遊べてスマホだけで完結するタイトルがどれなのか、そして日本で遊ぶこと自体が法律上問題ないのかを知りたいはずです。結論から言うと、日本語対応タイトルは複数ありますが、紹介記事が「日本発の代表格」として挙げがちなタイトルの一部は既にサービスを終了しています。この記事では現況の確認手順と、始める前に押さえておきたい法律・税金の論点を整理します。

この記事を書いた人
UFO Gamers編集部NFTゲームの始め方と稼ぎ方を、一次情報で検証するメディア

サービス終了の一次情報や公式ガイドラインを確認しながら、日本国内でNFTゲームを始める前に必要な情報を整理しています。特定のタイトルへの投資や購入は勧めません。

「nftゲーム 日本」で調べる人が知りたいこと

スマホでNFTゲームを探すイラスト

NFTゲームとは、ゲーム内のキャラクターやアイテムをNFT(非代替性トークン。1つずつ固有の情報を持ち複製できないデジタル資産のこと)として扱うゲームのことです。「日本」という条件を付けて検索する背景には、日本語で遊べるか、日本国内から正規に利用できるか、法律上問題がないかという3つの疑問が重なっていることが多いです。単に「スマホ対応」を調べるだけでは、この3つのうちどれか1つしか解決しません。

「日本語対応」と「日本発」は別の条件

紹介記事の多くは「日本語対応タイトル」と「日本発のタイトル」を並べて紹介していますが、この2つは別の条件です。日本語対応は海外発のタイトルでも実装されている場合があり、日本発は運営会社が日本の企業であることを指します。日本発だから日本語対応が手厚い、日本発だから長く続く、とは限らない点は次の章で具体的なタイトルを挙げて説明します。

「スマホで遊べる」の中にも段階がある

「スマホ対応」と紹介されていても、インストールから対戦・育成まで完結するタイトルと、ゲーム部分はスマホで完結してもNFTの購入や売却だけは外部のマーケットプレイスをブラウザで開く必要があるタイトルに分かれます。どこまでがスマホだけで完結するかは、公式サイトのよくある質問やヘルプページで確認する必要があります。

編集部

「日本語対応」「日本発」「スマホだけで完結」は別々に確認する条件です。1つ満たしていても残り2つは分からないと考えてください。

日本発タイトルとして紹介されがちな代表例の現在地

サービスが終了して財布が空になるイラスト

「日本発のNFTゲーム」として紹介記事で今も名前が挙がるタイトルの中には、既にサービスを終了しているものがあります。代表例が、NFTカードバトルゲーム「JobTribes」と、ワーカープレイスメント型RPG「My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)」です。どちらも国内外で長く紹介され続けてきたタイトルですが、2026年9月時点では両方とも遊べません。

JobTribesは2025年11月30日に終了

2021年1月にシンガポールのDigital Entertainment Asset(DEA)がリリースした「JobTribes」は、電撃オンラインの報道によると2025年11月30日18時(日本時間)をもってサービスを終了しました。DEAは、外部からの資金流入を伴う持続的なモデルへの移行を実現できなかったことを理由に挙げています。関連するNFTはサービス終了後もパブリックチェーン上に存続し、外部ウォレットへの移行期間が別途設けられました。

マイクリプトヒーローズも2026年9月7日に終了

2018年11月30日にサービスを開始した「My Crypto Heroes」も、ブロックチェーンゲーム インフォの報道によると2026年9月7日にサービスを終了しました。運営基盤であるMCH VerseのOasys上でのサービスも同日に完全終了しています。日本発のNFTゲームの草分け的存在として紹介され続けてきたタイトルですが、本記事執筆時点(2026年9月14日)では既に遊べません。

タイトルサービス終了日出典
JobTribes2025年11月30日18時電撃オンライン
My Crypto Heroes(MCH Verse)2026年9月7日ブロックチェーンゲーム インフォ

この2例が示すのは、稼働年数が長く知名度が高いタイトルであっても、いつまでも遊べるとは限らないということです。紹介記事の更新日が古いと、既に終了したタイトルがそのまま「おすすめ」として残り続けます。候補が決まったら、記事の更新日だけでなく、運営の公式X(旧Twitter)とアプリストアの配信状況を自分で確認してください。

  • 候補タイトル名と「サービス終了」を組み合わせて検索する
  • 運営の公式Xで直近1か月以内の投稿があるか確認する
  • アプリストアの該当ページが現在も配信中かを確認する

iPhoneとAndroidで配信状況が分かれる理由

iPhoneとAndroidでの配信状況を比べるイラスト

スマホ対応をうたうNFTゲームの中には、Android版は配信されていてもiOS版が無い、またはiOS版だけ機能が制限されているタイトルがあります。これはAppleのApp Store審査ガイドラインが、NFTを扱うアプリに対してGoogle Playより厳しい条件を課しているためです。日本国内のApp Storeも同じ世界共通のガイドラインが適用されます。

AppleのApp Store審査ガイドラインの内容

Appleの公式ガイドラインでは、アプリ内でNFTの閲覧・出品・転送といったサービスを提供する際にApp内課金を利用できるとされています。一方で、NFTの保有によってアプリ内の機能をアンロックする仕組みにする場合は、そのNFTをApp内課金経由で取得したものに限るとされ、通常30パーセントの手数料が発生します。この手数料負担を避けたい開発者が、iOS版の提供を見送るか機能を制限する動きにつながっています。

審査そのものに時間がかかるという指摘

iPhone Maniaが伝えた報道によると、NFTスタートアップRaribleの幹部は「Appleはユーザーにアプリ内でNFTを売買させたくないようだ」と述べたとされています。同じアプリでもGoogle Playは数日で承認された一方、App Storeでは審査に数か月を要したという報道もあります。すべてのNFTゲームがこの通りとは限りませんが、iOS版のリリースがAndroid版より遅れる、または見送られる背景として紹介されています。

💡 ここだけ押さえる

すべてのNFTゲームがiOSで使えないわけではありません。STEPN GOのようにApp Storeで配信されているタイトルもあります。気になるタイトルは、iPhoneならApp Store、AndroidならGoogle Playで実際に検索して配信の有無を確認してください。

日本で遊ぶ場合の法的な位置づけ

法律上の確認事項をチェックするイラスト

日本国内からNFTゲームを遊ぶこと自体を一律に禁止する法律はありません。ただし、ゲーム内のガチャ方式やゲーム内通貨の扱い方によっては、賭博罪や資金決済法との関係が論点になる場合があります。ここでは弁護士の解説記事で紹介されている考え方を整理します。個別の案件が適法かどうかの判断は、弁護士など専門家に確認してください。

有償ガチャ方式は賭博罪が論点になりうる

複数の法律事務所の解説によると、プログラムによってアイテムがランダムに決定され、取得できるアイテムが財産的価値を持ち、対価を支払って価値の異なるアイテムを得る有償NFTガチャは、賭博罪が成立する可能性が高いと考えられています。一方、無償で配布されるNFTを受け取るだけの仕組みは、対価の得喪という関係が生じないため賭博罪には該当しないとされています。

ゲーム内通貨・NFTと資金決済法の関係

弁護士の解説記事では、NFTと紐づくものがデジタルアートやゲームキャラクターなどのデジタルコンテンツにとどまる場合、一般的には暗号資産・前払式支払手段・為替取引・ポイント・有価証券のいずれにも該当せず、資金決済法や金融商品取引法による規制の対象にはならないと考えられると説明されています。ゲーム内通貨が暗号資産建てで販売される場合は、原則として前払式支払手段には該当しないとも解説されています。

  • 有償で提供され、ランダムに結果が決まる仕組みかを確認する
  • 獲得物に財産的価値があり売買の対象になっているかを確認する
  • ゲーム内通貨の性質(暗号資産建てか、単なるポイントか)を確認する
編集部

法律の当てはめはゲームの仕組み次第で結論が変わります。この記事は一般的な解説の紹介であり、個別の適法性を保証するものではありません。

日本語対応と国内取引所への出金を確認する

獲得した資産を日本円に交換するイラスト

海外発のNFTゲームでは、ゲーム内の操作画面は日本語化されていても、問い合わせ窓口は英語のみというケースがあります。加えて、獲得したトークンをどの経路で日本円に交換できるかは、ランキング記事の順位には表れない実用面の条件です。始める前に、この2点を公式情報で確認しておくとトラブルを避けやすくなります。

日本語サポートの有無を確認する方法

公式サイトのヘルプページや問い合わせフォームに日本語の選択肢があるか、公式Xの投稿が日本語で行われているかを確認してください。ゲーム画面が日本語化されていても、トラブル発生時の問い合わせ窓口が英語のみというタイトルは珍しくありません。運営の対応言語は、困ったときに実際に役立つかどうかを左右する条件です。

獲得トークンを日本円に交換できるか

日本円で直接決済できる国内のNFTマーケットプレイスは限られており、海外発タイトルのトークンをそのまま日本円に交換できるとは限りません。多くの場合、いったん海外の取引所で主要な暗号資産に交換し、その暗号資産を国内取引所へ送って日本円に交換するという手順が必要です。この経路が用意されているか、始める前に公式サイトのFAQで確認してください。

  • 公式サイトのヘルプページに日本語の記載があるかを確認する
  • 公式Xの投稿言語と更新頻度を確認する
  • 獲得トークンを国内取引所で扱える暗号資産に交換できるかを確認する
  • 出金にかかる手数料と着金までの日数を確認する

稼げるという声と稼げないという声、両方ある理由

プレイヤーの評判や口コミを見比べるイラスト

NFTゲームについては「稼げる」と紹介する記事と「稼げない」と指摘する記事の両方が検索結果に並びます。この記事では特定のタイトルが稼げるかどうかを断定しません。両方の声がある理由を、初期費用・トークンの価格変動・サービス継続という3つの観点から整理します。同じジャンルの中でも、紹介の仕方によって受ける印象が大きく変わる点をまず押さえてください。

稼げないと言われる主な理由

NFT売買型のタイトルは、始める際に数万円から数十万円の初期費用が必要になる場合があり、その費用を回収するまでに数か月かかることが不満の一因として紹介されています。さらに、ゲーム内トークンの価格は市況によって下落することがあり、前章のJobTribes・マイクリプトヒーローズのようにサービス自体が終了すれば、その時点で獲得した資産の扱いも制限されます。

「稼げた」という紹介のされ方に注意する

紹介記事の中には、サービス開始直後の一時的な高騰時期や、一部の上位プレイヤーの実績だけを取り上げているものもあります。同じタイトルでも、始めた時期や市況によって結果は大きく変わります。利回りや「1日いくら稼げる」といった具体的な金額を断定している記事ほど、その根拠となる時期や条件を確認する必要があります。

観点「稼げる」とされる背景「稼げない」とされる背景
初期費用無料または少額で始められるタイトルもある数万〜数十万円かかるタイトルは回収に時間がかかる
トークン価格サービス開始直後は高騰する例がある市況や供給量の増加で下落することがある
サービス継続稼働年数が長いタイトルは実績が積み上がるJobTribesのように長く稼働したタイトルも終了する
  • 初期費用が必要かどうかと、その回収見込みを確認する
  • 紹介されている実績がいつ時点のものかを確認する
  • 運営の稼働年数と直近の更新頻度を確認する

利益が出た場合の税金の考え方

家計と税金の申告を確認するイラスト

NFTゲームで得た利益には、税金の申告が必要になる場合があります。国税庁のタックスアンサーに基づく一般的な考え方を紹介しますが、個別の課税判断は税務署や税理士に確認してください。この記事は特定の申告方法を指南するものではなく、あくまで確認すべき論点を整理するものです。取得と売却の記録を残しておくことが、後から申告の要否を判断する際の手がかりになります。

NFT・FTの所得区分の考え方

国税庁タックスアンサーNo.1525-2によると、財産的価値のある資産と交換できるNFTやFT(代替性トークン)を役務提供の対価として取得した場合、その所得は事業所得、給与所得または雑所得のいずれかに区分されるとされています。一方、財産的価値を有する資産と交換できないNFTやFTの取引は、所得税の課税対象にならないとされています。

申告が必要になる目安

給与所得がある会社員の場合、給与以外の所得が年間20万円を超えると所得税の確定申告が必要になる場合があると一般に案内されています。NFTゲームで得たトークンを売却・交換した時点の評価額も所得の計算に関わるため、いつ・いくらで取得し、いつ・いくらで手放したかを記録しておくことが実務上重要です。

状態課税の考え方
財産的価値のある資産と交換できるNFT・FTを役務提供の対価として取得事業所得・給与所得・雑所得のいずれかに区分される
財産的価値を有する資産と交換できないNFT・FT所得税の課税対象にならない
給与以外の所得が年20万円超(会社員の場合)所得税の確定申告が必要になる場合がある

国税庁タックスアンサーNo.1525-2は2026年9月時点で内容を確認しています。税制は改正される可能性があるため、確定申告の時期が近づいたら最新の内容をあらためて確認してください。

始める前のチェックリストと詐欺への注意

ウォレットの資産を安全に保管するイラスト

ここまでの内容を踏まえ、日本のスマホでNFTゲームを始める前に確認しておきたい項目をまとめます。サービス終了の有無、配信状況、法律や税金の論点をそれぞれ個別に調べるのは手間がかかるため、チェックリストの形で一度に確認できるようにしました。あわせて、このジャンルで狙われやすい詐欺の手口にも触れます。1つずつ確認するだけなので、難しい知識は必要ありません。

始める前のチェックリスト

候補のタイトルが決まったら、次の項目を公式サイト・公式X・アプリストアで確認してから始めてください。1つでも確認できない項目があれば、始める前にもう一度公式情報を探し直すことをおすすめします。

  • 公式Xの直近1か月以内の投稿があり、サービス終了の告知が出ていないか
  • 使う端末のアプリストア(App StoreまたはGoogle Play)で配信中か
  • 問い合わせ窓口に日本語の選択肢があるか
  • 獲得トークンを国内取引所で日本円に交換できる経路があるか
  • 有償ガチャの有無と、獲得物の財産的価値の扱いを公式ルールで確認したか

秘密のフレーズを狙う詐欺に注意する

NFTゲーム関連の詐欺では、偽サイトへ誘導する入口と、署名や送金を実行させる出口の2段階で被害が成立すると解説されています。極端に高い利回りをうたう案内や、公式を名乗るアカウントからの秘密のフレーズ(ウォレットを復元するための単語列)の入力要求は、いずれも注意すべきサインです。秘密のフレーズと秘密鍵は、運営を名乗る相手であっても誰にも教えないでください。

  • 秘密のフレーズと秘密鍵は誰にも(運営を名乗る相手にも)教えない
  • 公式サイトはブックマークから開き、検索結果や広告のリンクは踏まない
  • 極端に高い利回りや「絶対に稼げる」という案内には近づかない
⚠️ 注意したい点

秘密のフレーズやウォレットの秘密鍵は、公式の運営やサポートを名乗る相手であっても絶対に教えないでください。正規の運営がこれらを尋ねることはありません。

編集部

チェックリストのどれか1つでも公式情報で確認できないなら、始める時期を急ぐ必要はありません。確認が取れてから始めても遅くはありません。

よくある質問

日本国内からNFTゲームを遊ぶこと自体は違法ですか

NFTゲームを遊ぶこと自体を一律に禁止する法律はありません。ただし、有償のガチャ方式で財産的価値のあるアイテムを取得する仕組みは賭博罪が論点になる場合があり、ゲーム内通貨の扱い方によっては資金決済法との関係も検討する必要があります。仕組みごとに判断が分かれるため、不安がある場合は弁護士など専門家に確認してください。

iPhoneでもNFTゲームは遊べますか

タイトルによります。AppleのApp Store審査ガイドラインはNFTを扱うアプリに独自の条件を課しており、Android版のみ配信されiOS版が無いタイトルや、iOS版で機能が制限されているタイトルがあります。一方でSTEPN GOのようにApp Storeで配信されているタイトルもあるため、候補のタイトル名で実際にApp Storeを検索して確認してください。

日本発のNFTゲームでおすすめはありますか

この記事では特定のタイトルの購入や利用を勧めていません。JobTribesやマイクリプトヒーローズのように長く紹介されてきたタイトルでも既にサービスを終了している例があるため、候補が挙がったら紹介記事の更新日だけで判断せず、運営の公式Xとアプリストアの配信状況を自分で確認したうえで検討してください。

NFTゲームで得た利益は必ず確定申告が必要ですか

必ずしも一律に必要というわけではありません。国税庁タックスアンサーNo.1525-2によると、財産的価値のある資産と交換できないNFT・FTの取引は所得税の課税対象にならないとされています。一方、財産的価値のある資産と交換できるNFT・FTを対価として取得した場合は所得区分の判断が必要になります。個別の判断は税務署や税理士に確認してください。

まとめ

「NFTゲーム 日本 スマホ」を調べるときは、日本語対応・日本発という条件だけで選ばず、紹介記事が今も名前を挙げるJobTribesやマイクリプトヒーローズのように既にサービスを終了しているタイトルが含まれていないかを、公式Xとアプリストアで確認する必要があります。あわせてiOSとAndroidで配信状況が分かれる理由、賭博罪・資金決済法という法的な位置づけ、そして利益が出た場合の税金の考え方を始める前に押さえておけば、避けられる失敗を減らせます。ほかの記事はNFTゲームのランキングの見方やスマホで稼ぐNFTゲームの記事、NFTゲームの記事一覧でも取り上げています。

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