NFTの始め方と出品のやり方 スマホと出品先の選び方まで解説

「NFT 始め方 出品」で検索する人の多くは、NFTを買う手順だけでなく、自分が持っているNFTやNFTゲームのアイテムを出品して売る側の手順まで知りたいはずです。この記事では、スマホだけで取引所口座とウォレットを用意し、OpenSeaやCoincheck NFTで実際に出品するまでの流れと、出品しても売れないときに見直すポイントを一次情報つきで整理します。

この記事を書いた人
UFO Gamers編集部NFTゲームの始め方と稼ぎ方を、一次情報で検証するメディア

各マーケットプレイスの公式ページや国税庁の一次情報を確認しながら、出品の手順と手数料を実際の画面単位で整理しています。特定の銘柄の購入や投資は勧めません。

「NFT 始め方 出品」で何から手をつければいいか

NFTの出品を初めて始める人のイラスト

NFTを始めるときにまず必要なのは、暗号資産取引所の口座とウォレットの2つです。ここに出品先となるマーケットプレイスを加えた3点が揃って初めて、NFTを買うことも出品することもできるようになります。買うことを前提にした解説記事は多い一方、自分の持っているNFTやNFTゲームのアイテムを出品して売る手順まで踏み込んだ記事は少ないため、この記事では出品を中心に手順を追っていきます。

買うためではなく「出品して売る」ときに必要なもの

NFTを買うだけなら、取引所口座とウォレットに暗号資産を入れてマーケットプレイスで決済すれば完了します。一方、出品して売る場合は、自分が保有しているNFTをウォレットに移し、マーケットプレイスへ接続してから価格とロイヤリティを設定するという追加の手順が必要です。この違いを先に理解しておくと、出品の途中でどこまで進んでいるかが分かりやすくなります。

始める前に決めておきたい費用の上限

出品自体は無料でできるサービスもありますが、暗号資産をウォレットへ移すときや、対応するチェーンによってはガス代がかかる場合があります。想定外の出費で戸惑わないよう、始める前に取引所への入金額の上限を自分で決めておくと安心です。この記事で紹介する特定のNFTの購入や、利回りを見込んだ投資は勧めていません。

編集部

「出品」は「購入」よりも準備する手順が1つ多いだけです。次の章から、口座開設からウォレットの準備までを順番に見ていきます。

スマホだけでNFTを始める準備 取引所口座とウォレット

スマホでウォレットを準備するイラスト

出品するNFTを買うにも、自分の作品やアイテムを出品するにも、まずはスマホアプリだけで完結する2つの準備から始めます。暗号資産取引所の口座開設と、NFTを保管するウォレットの作成です。どちらもパソコンを持っていなくてもスマホアプリだけで手続きできるサービスが増えており、外出先のすきま時間でも進められます。順番を間違えると途中でつまずきやすいため、この記事では口座開設からウォレット作成までを順に説明します。

暗号資産取引所の口座をスマホで開設する

国内の暗号資産取引所アプリから、本人確認書類とスマホのカメラを使ったオンライン本人確認を済ませると、最短で即日から口座を使えるようになります。口座開設後は日本円を入金し、マーケットプレイスの決済に使う暗号資産(イーサリアムなど)を購入しておきます。取り扱う暗号資産の種類は取引所によって異なるため、利用したいマーケットプレイスが対応している通貨を事前に確認してください。

スマホ版MetaMaskの作成と接続

MetaMaskはスマホアプリ版も提供されており、多くのNFTマーケットプレイスがこのウォレットに対応しています。アプリをインストールして新規ウォレットを作成すると、復元用のシークレットリカバリーフレーズ(秘密のフレーズ)が表示されます。このフレーズは画面のスクリーンショットではなく紙に書き写し、誰にも見せない場所に保管してください。

  • 取引所アプリで本人確認と入金を済ませる
  • マーケットプレイスが対応する暗号資産を購入する
  • MetaMaskなどウォレットアプリを作成する
  • 秘密のフレーズを紙に書き写し安全な場所に保管する
  • 取引所からウォレットへ暗号資産を送金する
💡 ここだけ押さえる

口座開設とウォレット作成は無料です。ここまでの手続きでお金がかかるのは、取引所への入金と暗号資産の購入だけです。

NFTゲームのアイテムを初めて出品するときの流れ

NFTゲームのアイテムを操作するイラスト

NFTゲームで手に入れたキャラクターやアイテムを出品する場合は、まずそのゲームがどこで出品を受け付けているかを確認します。ゲーム内に専用のマーケット機能を持つタイトルもあれば、OpenSeaのような外部マーケットプレイスへ出品する仕組みのタイトルもあり、方式はゲームごとに異なります。アイテムを取得した直後に出品先を調べておくと、いざ売りたいときに手順で迷わずに済みます。

ゲーム内マーケットと外部マーケットプレイスどちらに出品するか

ゲーム内マーケットで完結するタイトルは、ゲームにログインしたまま出品から受け取りまで進められる手軽さが利点です。一方、外部マーケットプレイスへ出品する方式のタイトルは、ゲームの外にいる幅広い買い手に向けて出品できる分、ウォレットの接続やガス代の確認など準備する手順が1つ増えます。対象のゲームがどちらの方式かは、公式サイトのヘルプページやよくある質問で確認できます。

出品前にそのゲームが稼働しているか確認する

NFTゲームはサービス終了が珍しくないジャンルです。出品の手順を調べる前に、公式X(旧Twitter)やアプリストアで直近1か月以内の更新があるかを確認してください。稼働状況が確認できないタイトルのアイテムは、出品してもゲーム側のマーケット機能自体が閉じられている可能性があります。

  • 公式X・アプリストアで直近1か月以内の更新があるか
  • ゲーム内マーケットか外部マーケットプレイスかを公式ヘルプで確認したか
  • アイテムの取得元(プレイ報酬か購入か)を控えているか
出品先の方式出品までの手順向いている人
ゲーム内マーケット完結型ゲーム内の操作だけで出品できる手早く出品まで済ませたい人
外部マーケットプレイス連携型ウォレット接続とガス代確認が必要より多くの買い手に見せたい人
編集部

出品方式はゲームのアップデートで変わることもあります。以前に調べた情報のまま進めず、出品する直前にもう一度公式情報を見直してください。

OpenSeaでNFTを出品する具体的な手順

OpenSeaで出品する手順を確認するイラスト

OpenSeaは世界最大級のNFTマーケットプレイスで、アート作品からゲームアイテムまで幅広いジャンルを出品できます。2026年9月24日時点で、出品(リスト)自体にかかるガス代は撤廃されており、ポリゴンチェーンを選べばほぼ無料で出品まで進められると案内されています。日本語表示にも対応しているため、初めての出品でも画面の意味を確認しながら進められます。

出品前に準備するもの

出品するには、出品したいNFTがすでに自分のウォレットに入っていること、そのウォレットをOpenSeaに接続できることの2点が必要です。自分で作ったアートや画像を出品する場合は、先にその画像をNFT化(ミント)する作業が発生します。ゲームで手に入れたアイテムの場合はミント済みのことが多く、出品の手順だけで進められます。

出品から価格設定までの流れ

OpenSeaの公式サイトでウォレットを接続したら、出品したいNFTのページを開き、価格を設定するボタンから販売価格と支払いを受け取る暗号資産の種類を選びます。初回の出品時だけ、ウォレットへの署名を求められることがあります。内容をよく読んでから承認し、出品を確定させてください。

  • 接続先のサイトURLが正規のOpenSeaかを確認する
  • 販売価格と受け取る暗号資産の種類を間違えていないか確認する
  • 署名画面の内容を読んでから承認する
1
ウォレットを接続する

OpenSea右上のアイコンからMetaMaskを選び、接続を許可します。

2
出品したいNFTを選ぶ

保有NFT一覧から対象を開き、出品(Sell)のボタンを押します。

3
価格を決めて署名を承認する

価格と期間を設定し、ウォレットの署名画面で内容を確認してから承認します。

Coincheck NFTで出品する場合の違い

出品先のマーケットプレイスを比べて選ぶイラスト

Coincheck NFTは国内の暗号資産取引所が運営するマーケットプレイスで、オフチェーン方式の取引を採用しているため出品時・購入時にガス代がかからないという特徴があります。2026年9月24日時点で確認できる範囲では、日本語での操作に対応しており、Coincheckの口座をそのまま使える手軽さがあります。

ガス代なしで出品できる仕組み

オフチェーン方式とは、出品や購入の記録をブロックチェーンに都度書き込まず、運営側のシステム内で管理する方式です。そのぶん出品のたびにガス代を気にする必要がなくなりますが、自分で作った作品を新しくミントして出品する機能は無く、すでに購入済みのNFTを二次販売するのが中心になっています。

OpenSeaとどちらを選ぶか 出品目的での判断軸

自分で作った作品を新しく出品したいならOpenSea、すでに持っているNFTをガス代を気にせず手軽に出品したいならCoincheck NFTが向いています。ゲームアイテムの出品先は対象ゲームの公式情報に従ってください。どちらか一方だけに絞らず、扱うNFTの種類によって使い分けている出品者も多く見られます。

項目OpenSeaCoincheck NFT
出品時のガス代出品自体は撤廃、ポリゴンならほぼ無料オフチェーンのため不要
新規ミントでの出品対応している対応していない(二次販売が中心)
対応言語主要画面は日本語対応日本語のみで完結

手数料の内訳や税金の計算をさらに詳しく知りたい場合は、NFT売買の仕組みと手数料を整理した記事で一次情報つきに解説しています。

出品しても売れないときに見直す点

出品したNFTが売れないと悩む人の声のイラスト

知恵袋やnoteでは「出品したのに全然売れない」という声が多く見られます。手順どおりに出品できたとしても、それだけでは買い手が見つかるとは限りません。売れない理由の多くは、手続きのミスではなく、価格設定と認知度の2点に集約されます。出品作業そのものは終わっていても、そこがゴールではないと考えておくと気持ちが楽になります。

価格設定を見直す

初めて出品する場合、最初から高い価格をつけてしまいがちです。複数のメディアでは、初めての出品は500円から3000円程度の手に取りやすい価格帯から始め、反応を見ながら次の作品で価格を上げていく方法がすすめられています。同じジャンルのNFTがどの価格帯で売れているかを、出品前にマーケットプレイスのランキングやフロアプライス(最低販売価格)で確認しておくと参考になります。

認知度不足を補う方法

NFT市場では出品数そのものが増え続けているため、出品しただけでは埋もれてしまいます。SNSで出品したNFTの制作過程や背景を継続的に発信する、関連するコミュニティに参加して自分の作品を知ってもらうといった、出品後の行動が売れ行きを左右します。一度に大量に出品するより、少数を丁寧に紹介するほうが反応につながりやすいと紹介されています。

  • 最初の出品価格は500円から3000円程度に抑えているか
  • 同じジャンルのフロアプライスを確認したか
  • SNSなどで出品したNFTの背景や制作過程を発信しているか
  • 一度に大量出品せず、少数を丁寧に紹介しているか
編集部

出品して数日で売れないからといって、手順が間違っているとは限りません。価格と発信の両面を見直してから、次の一手を考えてください。

出品前に押さえておきたい注意点

出品前の注意点を確認するイラスト

出品を始める前に、詐欺の手口と税金の基本だけは押さえておいてください。どちらも知らないまま進めると、出品後に想定外のトラブルにつながります。詳しい手数料の内訳や税金の計算例は、NFT売買の仕組みを整理した記事で扱っているため、ここでは出品前に確認しておきたい要点だけをまとめます。落ち着いて1つずつ確認すれば、特別な知識がなくても対応できる内容です。

詐欺の手口と秘密のフレーズを教えない鉄則

SNSのDMから届いた出品代行や高額買い取りの案内をきっかけに、偽サイトへ誘導されウォレットの情報を盗まれる被害が報告されています。秘密のフレーズや秘密鍵は、公式サポートを名乗る相手であっても絶対に教えないでください。この情報を求められた時点で詐欺だと判断して構いません。

  • DMで届いた出品代行や高額買い取りのリンクは開かない
  • 秘密のフレーズや秘密鍵を誰にも教えない
  • 公式サイトはブックマークから開き、検索結果や広告経由では開かない
⚠️ 注意したい点

秘密のフレーズは、どんな理由があっても他人に教えないでください。正規の運営がこの情報を尋ねることはありません。

出品・売却でかかる税金の基本

国税庁のタックスアンサーNo.1525-2によると、財産的価値のある資産と交換できるNFTを用いた取引は所得税の課税対象になります。役務提供によって取得した場合は事業所得・給与所得・雑所得のいずれか、臨時的・偶発的に取得した場合は一時所得に区分されるとされています。個別の課税判断は税理士や税務署に確認してください。

出典要点
国税庁 No.1525-2財産的価値のある資産と交換できるNFTの取引は所得税の課税対象になる
国税庁 No.1525-2役務提供で取得した場合は事業所得・給与所得・雑所得、臨時的な取得は一時所得に区分される

よくある質問

NFTの出品はスマホだけで完結できますか

はい、多くの手順はスマホアプリだけで完結します。暗号資産取引所の口座開設、MetaMaskなどウォレットの作成、OpenSeaやCoincheck NFTへのアクセスと出品操作まで、パソコンを使わずスマホのブラウザとアプリだけで進められます。ただし画面の表示や操作方法はサービスの更新で変わることがあるため、公式サイトの最新の案内もあわせて確認してください。

NFTゲームのアイテムも同じ手順で出品できますか

ゲームによって仕組みが異なります。ゲーム内マーケットで出品が完結するタイトルと、OpenSeaなど外部マーケットプレイスへ出品する仕組みのタイトルがあるため、対象のゲームの公式サイトやヘルプページで、どちらの方式かを先に確認してから進めてください。出品前にそのゲームが稼働しているかどうかも忘れずに確認しましょう。

出品してもなかなか売れません どうすればいいですか

出品できていること自体は問題なく、価格設定と認知度の2点を見直すのがおすすめです。最初は500円から3000円程度の手に取りやすい価格から始め、SNSなどで制作過程や背景を継続的に発信すると、反応が得られやすくなると紹介されています。一度に大量出品せず、少数を丁寧に紹介する方法も試してみてください。

出品や売却で得た利益は必ず確定申告が必要ですか

一律に必要というわけではありません。国税庁のタックスアンサーによると、NFTを用いた取引で生じた所得は取得の経緯によって区分が変わり、給与以外の所得が一定額を超える場合などに申告が必要になります。詳しい所得区分と申告の目安はNFT売買の税金を整理した記事で扱っているため、あわせて確認し、個別の判断は税理士や税務署に相談してください。

まとめ

NFTを始めて出品するまでの流れは、暗号資産取引所の口座開設、ウォレットの作成、マーケットプレイスへの接続と出品操作という順番で進みます。NFTゲームのアイテムはゲーム内マーケットと外部マーケットプレイスのどちらに出品するかがタイトルによって異なり、OpenSeaとCoincheck NFTはガス代の有無と対応できる出品方法が違います。出品してもすぐに売れないときは、価格設定と認知度不足の2点を見直し、詐欺の手口と税金の基本も押さえたうえで進めてください。

手数料の詳しい内訳や税金の計算例はNFT売買の仕組みを整理した記事、ウォレットの作り方は仮想通貨ウォレットの作り方を解説した記事、ほかの記事はNFTゲームの記事一覧でも取り上げています。

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