メタマスクの復元方法を解説 シードフレーズでの手順と失敗しない注意点

「メタマスク 復元」を調べる人の多くは、スマホの機種変更やパソコンの再インストールでログインできなくなり、保有している資産やNFTを失わないか不安になっています。結論として、シークレットリカバリーフレーズ(12個の英単語)があれば、新しい端末でも同じウォレットを復元できます。この記事では、スマホとパソコン別の復元手順、パスワードを忘れた場合の対処、そして復元した直後に見落としやすい4つの確認点まで、公式サポートの情報をもとに解説します。

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UFO Gamers編集部NFTゲームの始め方と稼ぎ方を、一次情報で検証するメディア

MetaMask公式サポートの記載を確認しながら記事を作成しています。確認日は本文中に記載し、特定のトークンやNFTの購入は勧めません。

メタマスクの復元とは 必要なものと使う場面

ウォレットを復元するイラスト

メタマスクの復元とは、シークレットリカバリーフレーズ(秘密のリカバリーフレーズ)を使って、別の端末やアプリの再インストール後に同じウォレットを呼び出す操作です。2026年10月時点のMetaMask公式サポートによると、このフレーズはウォレット全体を作成・復元するための鍵であり、フレーズさえあれば端末が変わっても保有資産やアカウントにアクセスできます。逆にフレーズを失うと、公式サポートでもウォレットを復元できません。

  • スマホを機種変更したとき
  • パソコンやブラウザを変えたとき
  • 拡張機能やアプリを誤って削除してしまったとき
  • パスワードを忘れてロックを解除したいとき

復元に必須なのはシークレットリカバリーフレーズ

復元に使えるのはシークレットリカバリーフレーズだけで、ユーザー名やメールアドレス、パスワードの記憶だけでは代わりになりません。ウォレット作成時に表示された12個の英単語を、順番どおりにすべて正しく保管しているかが復元できるかどうかを分けます。1語でも違っていたり順番が入れ替わっていたりすると、正しく復元できません。

こんな場面で復元が必要になる

よくある場面は、スマホの機種変更、パソコンの買い替えやブラウザの再インストール、そしてパスワードを忘れてログインできなくなったときの3つです。NFTゲームでログインできなくなって慌てて検索する人も多いですが、焦って見知らぬサイトにフレーズを入力するのが最も危険な行動になります。

場面必要なもの対応する章
スマホの機種変更シークレットリカバリーフレーズスマホで復元する手順
パソコンの買い替え・再インストールシークレットリカバリーフレーズパソコンで復元する手順
パスワードを忘れたシークレットリカバリーフレーズパスワードを忘れた場合の復元方法
編集部

復元に使うのはシークレットリカバリーフレーズだけです。パスワードやメールアドレスを覚えていても、このフレーズが無ければ復元できません。

メタマスクをスマホで復元する手順

スマホで復元手順を進めるイラスト

スマホ版は、App StoreかGoogle Playからメタマスクのアプリをインストールし、起動時に「シークレットリカバリーフレーズを使用してインポート」を選ぶ流れで復元します。MetaMask公式サポートの案内では、12個の単語を正しい順序で、すべて小文字で、単語の間に1つだけスペースを入れて1つの入力欄にまとめて入力するとされています。入力後は新しいパスワードを設定すれば復元が完了します。

1
アプリをインストールして起動する

App StoreまたはGoogle Playからメタマスクを入手し、初回の画面を開きます。

2
シークレットリカバリーフレーズでインポートを選ぶ

新規作成ではなく、既存のフレーズを使う選択肢を選びます。

3
12個の単語を正しい順序で入力する

小文字のみ、単語の間に1つのスペースで入力します。

4
新しいパスワードを設定する

この端末で使う新しいパスワードを決めれば復元は完了です。

入力時に気をつけること

単語の順序を入れ替えたり、大文字を混ぜたり、余分なスペースを入れたりすると復元に失敗します。手書きのメモから入力する場合は、似た文字(l と1、oと0など)の読み間違いにも注意してください。1語でも違えば別のウォレットとして扱われ、資産が見えなくなります。

以前のメタマスクが端末に残っている場合

同じ端末に既存のメタマスクが入っている場合は、設定画面から一度ロックして「パスワードを忘れた場合」を選ぶか、アプリを削除してから新規インストールの手順で復元します。既存のウォレットを残したまま別のフレーズを追加したいときは、アカウント追加の機能を使う方法もあります。

メタマスクをパソコンで復元する手順(Chrome拡張機能)

パソコンで拡張機能を設定するイラスト

パソコン版はChromeやBraveなどのブラウザに拡張機能をインストールし、起動時の画面で「既存のウォレットをインポート」を選ぶ流れです。スマホ版と異なり、12個の単語をそれぞれ別の入力ボックスに1語ずつ入力する形式になっている点が特徴です。入力を終えて新しいパスワードを設定すれば、以前と同じアドレスのウォレットが表示されます。

  • ブラウザの拡張機能ストアから正規の拡張機能を入手しているか
  • 単語を1つずつ別のボックスに入力しているか
  • すでに別のウォレットが設定されていないか

拡張機能を新規インストールする場合

ブラウザの拡張機能ストアでメタマスクを検索し、公式が配布している拡張機能だけを追加してください。似た名前の偽の拡張機能も確認されているため、提供元の表示や評価の件数を確認してから追加すると安心です。インストール後の初回画面で「既存のウォレットをインポート」を選べば復元に進みます。

既にメタマスクが入っている状態からの復元

同じパソコンに別のウォレットが設定済みの場合は、設定画面からロック状態にして「パスワードを忘れた場合」を選ぶと、シークレットリカバリーフレーズの入力画面に進めます。拡張機能そのものを削除してから入れ直す方法でも復元できますが、先に設定を開く方法のほうが手順は少なく済みます。

パスワードを忘れた場合の復元方法

パスワードを再設定するイラスト

パスワードを忘れた場合は、ログイン画面の「パスワードを忘れた場合」を選び、シークレットリカバリーフレーズを入力して新しいパスワードを設定します。MetaMask公式サポートのパスワードリセット手順にもこの方法が案内されており、端末を変えずにパスワードだけを再設定したいときに使えます。新しい端末への引き継ぎと違い、ウォレットのアドレスやそれまでの設定はそのまま保たれます。

パスワードリセットの具体的な手順

ロック画面で「パスワードを忘れた場合」をタップし、保管していたシークレットリカバリーフレーズを順番どおりに入力します。入力が正しければ新しいパスワードの設定画面に進み、ここで決めたパスワードが次回以降のログインに使われます。手順自体はスマホ版・パソコン版で共通です。

パスワードだけでは復元できない理由

パスワードは、その端末上でウォレットをロック・解除するための鍵であり、ウォレットそのものを作り出す鍵ではありません。ウォレットの本体を作り出しているのはシークレットリカバリーフレーズのため、フレーズが無いままパスワードだけを変えても、別の端末や再インストール後のウォレットにはアクセスできません。

💡 ここだけ押さえる

パスワードのリセットにもシークレットリカバリーフレーズが必要です。フレーズを保管していないと、パスワードを忘れた時点で復元の手段が無くなります。

編集部

ウォレットを初めて作る方はメタマスクウォレットの作り方を解説した記事から、シークレットリカバリーフレーズの保管方法を確認しておくと安心です。

復元してもログインできないときの原因と対処法

復元できない原因を確認するイラスト

復元操作をしてもログインできない場合、最も多い原因はシークレットリカバリーフレーズの入力ミスです。MetaMask公式サポートでも、フレーズが1語でも間違っていたり、復元したいアカウントと一致していなかったりすると復元に失敗すると説明されています。次に多いのは、復元したいウォレットと違うシークレットリカバリーフレーズを入力しているケースです。

  • 単語の順序やスペルを1語ずつ見直す
  • 大文字・小文字や余分なスペースが入っていないか確認する
  • 複数のフレーズを保管している場合は別のものと混同していないか確認する

フレーズの入力ミスを確認する

フレーズを保管しているメモや紙を見直し、12語すべてを1語ずつ声に出して画面の入力と比べると、見落としを見つけやすくなります。似た単語を書き間違えているケースも多いため、辞書的に正しい英単語のつづりになっているかも確認してください。

端末やアプリ側の問題を切り分ける

フレーズに問題が無さそうな場合は、アプリやブラウザを最新版に更新してから再度試してください。通信環境が不安定なときにエラーが出ることもあるため、Wi-Fiや回線を変えて試すのも有効です。何度やっても失敗する場合は、フレーズ自体が異なるウォレットのものである可能性を疑ってください。

症状主な原因対処
復元できないフレーズの順序・スペルの誤り1語ずつ見直して再入力する
別のウォレットが開く違うフレーズを入力している保管しているフレーズを確認し直す
アプリが途中で止まる通信環境やアプリの不具合通信を変える、最新版に更新する

復元後に見落としがちな4つのチェックポイント

復元後の確認項目をチェックするイラスト

復元そのものに成功しても、以前と見た目が違うと感じて不安になる人が少なくありません。MetaMask公式サポートの複数のページを確認すると、復元後に起こりやすい変化として、インポートしていたアカウント、追加していたネットワーク、NFTの表示、接続していたサービスの4つが挙げられます。いずれも資産が失われたわけではなく、設定をやり直せば元の状態に戻せます。

  • 秘密鍵やJSONファイルで追加したアカウントの再追加
  • 独自に追加していたカスタムネットワークの再設定
  • NFTの表示が反映されるまで少し待つ
  • 接続していたNFTゲームやdAppsへの再接続

インポートしたアカウントは手動で再追加が必要

MetaMask公式サポートによると、シークレットリカバリーフレーズで作成した標準のアカウントは復元時に順番に呼び出されますが、秘密鍵やJSONファイルで個別にインポートしていたアカウントは自動では戻らないとされています。この場合は、アカウントを追加する操作から、以前と同じ方法で手動で再度インポートする必要があります。

追加していたカスタムネットワークは消える

MetaMask公式サポートは、再インストールやシークレットリカバリーフレーズでの復元を行うと、以前に自分で追加したカスタムネットワークの設定は保持されないと説明しています。NFTゲームで使う独自のネットワークを追加していた場合は、復元後にネットワーク名やRPCのアドレスを入れ直す作業が必要になります。

NFTがすぐに表示されないことがある

復元した直後にNFTの一覧が空に見えても、MetaMask公式サポートによるとブロックチェーン上の保有自体が消えているわけではないとされています。インデックスサービスの反映待ちや、メタデータの形式が対応していないことが主な理由とされており、しばらく時間を置くか、ブロックチェーンのエクスプローラーで保有を確認すると状況を切り分けられます。

接続していたNFTゲーム・dAppsの再接続

以前接続していたNFTゲームやdAppsとの連携は、ウォレット側の復元だけでは引き継がれません。ゲームのサイトやアプリ側で改めて「ウォレットを接続する」操作を行い、表示されたアドレスが復元後のウォレットと同じであることを確認してから利用を再開してください。

編集部

復元の直後に慌てて有償の復元代行サービスを探す前に、この4点を一つずつ確認すると自分で解決できることが多いです。

復元を装った詐欺に注意する

詐欺に注意するイラスト

復元に困っているタイミングは、詐欺師にとって狙いやすい瞬間です。国内の暗号資産メディアの報道によると、「ウォレットを復旧するために必要」「セキュリティ強化のため」などと説明してシークレットリカバリーフレーズの入力を求める偽のサポートやフィッシングサイトが確認されています。本物のメタマスクのサポートがフレーズを尋ねることは絶対にありません。

  • SNSのDMやメールから届く「復元サポート」を名乗る連絡
  • 検索結果の広告に表示される復元代行サイト
  • 電話やチャットでシークレットリカバリーフレーズを尋ねてくる相手

シークレットリカバリーフレーズを聞かれたら詐欺と判断する

公式のサポートであっても、シークレットリカバリーフレーズの入力や口頭での伝達を求めることは絶対にありません。復元を手伝うと称してフレーズの一部でも尋ねてくる相手は、サポートを名乗っていても詐欺と判断して通信を切ってください。復元の操作は必ず公式のアプリまたは拡張機能の画面の中だけで行います。

偽サポート・偽の復元サイトの見分け方

検索結果やSNS広告に表示される「復元代行」「残高を取り戻す」といった文言のサイトは、フレーズの入力を求める詐欺である可能性が高いとされています。困ったときに検索するのは自然な行動ですが、リンクを開く前に運営元の表記や、公式サポートのドメインと一致しているかを必ず確認してください。

⚠️ 注意したい点

秘密のフレーズ(シークレットリカバリーフレーズ)は、サポートを名乗る相手であっても他人に教えないでください。復元の操作は必ず公式のアプリまたは拡張機能の中だけで行ってください。

項目正規の復元復元を装う詐欺
操作する場所公式アプリ・公式拡張機能の中だけ外部サイト・DM経由のリンク
フレーズの扱い本人が自分の端末にだけ入力する相手に伝える・フォームに入力させる
サポートの姿勢フレーズを尋ねない復元や認証を理由にフレーズを尋ねる

よくある質問

よくある質問に答えるイラスト

「復元が必要です」と表示されたときはどうすればいいですか

この表示は、アプリの再起動や更新のタイミングで、端末内のデータを読み込めなかった場合に出ることがあります。あわてず、まずアプリやブラウザを最新版に更新してから再起動し、ロック画面が出たらパスワードでログインできるか試してください。パスワードでログインできない場合に限り、シークレットリカバリーフレーズを使った復元の手順に進みます。フレーズを入力する画面以外で急に表示される「復元が必要です」という警告は、偽のポップアップである可能性もあるため、公式のアプリや拡張機能の中で表示されているかを確認してください。

シークレットリカバリーフレーズを無くした場合は復元できますか

MetaMask公式サポートの説明では、シークレットリカバリーフレーズを失った場合、公式のサポートチームであってもフレーズなしにウォレットを復元することはできません。パスワードを覚えていて、かつその端末のメタマスクがロックされていない状態であれば、設定画面からフレーズを確認できるので、その方法が使えるかを最初に確認してください。それも難しい場合、保有資産へのアクセス手段は無くなります。

復元後にNFTゲームのログイン情報も引き継がれますか

ウォレットの復元と、NFTゲーム側のアカウント連携は別の仕組みです。ウォレットのアドレスが復元前と同じであれば、ゲーム側で改めてウォレットを接続すれば多くの場合そのまま引き継げますが、ゲームによってはメールアドレスなど別の認証情報を求められることもあります。接続前に表示されたアドレスが以前と同じかどうかを必ず確認してください。

復元代行サービスを使っても大丈夫ですか

シークレットリカバリーフレーズが手元にある場合は、この記事の手順で自分で復元できるため、有償の代行サービスは基本的に不要です。フレーズを紛失している場合、サービス側にフレーズの断片や関連情報を渡す必要が出てくることが多く、詐欺的な業者に資産の情報を渡してしまう危険があります。利用を検討する前に、公式サポートの説明で本当に復元手段が無いのかをまず確認してください。

まとめ

メタマスクの復元は、シークレットリカバリーフレーズがあればスマホでもパソコンでも数分で完了します。パスワードを忘れた場合もフレーズでリセットでき、復元できないときはまず単語の順序や入力ミスを見直すことが解決の近道です。復元後はインポートしたアカウント、カスタムネットワーク、NFTの表示、接続していたサービスの4点を確認すると、見た目の変化による不安の多くは解消します。

一方で、復元に困っている瞬間を狙ってシークレットリカバリーフレーズを聞き出そうとする詐欺も報告されています。フレーズは公式のアプリや拡張機能の中にだけ入力し、サポートを名乗る相手にも教えないでください。ウォレットの基本的な使い方から見直したい方はメタマスクの使い方をまとめた記事やアップデート手順を解説した記事、仮想通貨ウォレットの作り方を解説した記事もあわせてご覧ください。

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